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左利きでも美しい文字を書きたい

緊急事態宣言下の生活が続いていますが(3/16現在)、最近の私はといえば、美しい字を書く練習を始めました。

私は子供の頃から字が下手なのが悩みだったんです。

これまで教材などを買って練習をしたことはあるんですが、私は左利きなので中々上手くいきませんでした。

左利きが美しい字を練習するくらいなら右手で書けるように練習しろ、という空気をひしひしと感じていた時代です。

教材ももちろん左利き用のものなんてありませんでした。


当たり前すぎて右利きの人は考えたこともないでしょうが、日本語って右利きの人が書きやすいように出来ているんですよ。

一つ一つの字は左から右へと書く字が多いです。そして文章としても左から右へ書き綴っていきます(横書きの場合)。

全て左から右への流れ。

これ、左利きにはとても書きにくいんです。


右利きの人は、一本の線を右から左へと書くのと左から右へと書くのではどちらが書きやすいか試してみて下さい。

左から右へと書くほうが書きやすいですよね?

次に円を描いてみて下さい。

右回りで描くのと左回りで描くのでは、右回りの方が描きやすくないですか?

文字はそんな直線と曲線できているので、左利きにとって、文字は全て書きにくい方で書いていると同じなんですよ。

(自分では書きにくいのが当たり前だったので、書きにくいとさえ長い間思っていませんでしたが)


アラビア語やヘブライ語は右から左へと書いていくようですが、これは珍しいそうなので、世界の殆どの言語は右利きの人が書きやすいように出来ているんでしょうきっと。

書いた字も書くそばから左手で隠れて見えなくなっていくので全体のバランスが分からない。

すべていちかばちかで書いていくわけですよ。


ちなみに学生の頃、習字は右手で書いていました。

筆だと左手ではペンより更に書きにくかったので、右手で書いたんだと思います(もちろんすごく下手です)。

左下の自分の名前を書くところは、左手で書いていました。

小筆だったのでペンに近い感覚で書けたからかもしれません。


まあ、そんな感じでしたので、字が上手く書けるわけもありません。

それに、字の練習をすると手が痛くなって長く続けられないんですよね。


左利きの人は常に書きにくい書き方をしているがゆえに、手に力が入りやすいんだろうと思います。

あと、左手で左から右へと線を引くことにが多いのでペンの摩擦(と言っていいのかな)も右利きの人より大きいのではないかと。


今より書くことが多かった学生の頃は、左手には常に大きいペンだこがあり、授業が終わる頃にはそれが真っ赤になって痛くてたまりませんでした。

このペンだこは今でも残っています。


そんなこんなで何度かの挫折をしたまま、字は下手なままこの年になってしまいました。


それをなぜ今また始めたかというと、字を書く機会が増えたからです。


前回の更新で、言いたいことを言うにはインプットとアウトプットで言語神経を鍛えることが重要、という話を書きました。

そしてそれを実行しているわけですが、インプットとして本を読む時にただ読むだけでなくメモも取るようになりました。

本を読んだ後、アウトプットとしてブログに感想を書くにもメモがあると書きやすいし、また字を書くことで記憶が定着し、内容を忘れにくくなるんじゃないかと思いまして。


字を書くのは脳にいいんですよね。

キーボード入力より何倍(何万倍だったかな←すごく適当)もの脳神経を使うのだとか。

そんな脳トレも期待して、ブログはキーボードで打たなければなりませんが、それ以外の覚書などはなるべく手書きで書きたいなと思いました。


そして、どうせ字を書くなら、美文字の練習もかねて丁寧に書いていけばよいのではと思いました。

美文字の練習が主な目的だとどうしても成果を求めてがんじがらめになってしまうのでそこはゆるく。

上手でも下手でも書かなければならないなら、丁寧に書こう。

ただ丁寧に書くだけでなく、基本のひらがなだけはある程度練習した後実践として書いてみよう、と。

ひらがなさえなんとかなれば、見られる字になるだろうという考え(笑)。

漢字はなるべく、横線なら横線同士の間隔を同じくするとか、大まかなところだけ気を付けて。


字を書くと手が痛くなるのは、持ち方が悪かったせいもあると思うので、今度は持ち方もYouTubeなどを見て正しい持ち方を頭に叩き込んで。

基本大事。

動画だとやっぱり分かりやすいですね。

左手で書いている動画もちらほらとあります。

便利な世の中になりました。


字の練習はとにかくお手本を「見る」ことが大事だそうです。

字を書くのは「手」ではなく「脳」だと。

お手本の美しい字を脳内文字として記憶すること。

その記憶をもとに手が字を書く。

脳内文字がぼやけると徐々にくせ字になって定着してしまうそうです。

なので、何年も前に買ったままだった美文字練習帳を引っ張り出し、それを見ながらひたすら書いています。

メモを取る時にもその見本の文字を思い出し丁寧に書くようにしています。


丁寧に書くだけである程度は見やすくなり、字が綺麗になったような気になります。

そして綺麗になった(気がする)字が手帳に書かれていると、とても気持ちがいいです。

手帳もそこに書かれている文字もとても大切なものに思えてきます。

それを書いたペンも左手のペンだこさえも。

丁寧な暮らしとはそんな小さな「丁寧」の積み重ねなのでしょうね。


という事で、しばらくはブログ(キーボード打ち)と手書きと、色々模索しながらインプットとアウトプットを循環させていこうと思います。


そして、ついでにいつか美しい文字が書けるようになれたらいいなと。


この「ついでに」が今の私にはとっても合っているような気がします。

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